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着圧ソックスを飛行機で履くなら一番良いタイミングで!

飛行機と着圧ソックスのアイキャッチ

飛行機内で着圧ソックスを履くと、エコノミー症候群や足のむくみ対策になります。

飛行機で一番効果がでる着圧ソックスの履くタイミングは、飛行機に乗る直前です。

また、本当に飛行機内で着圧ソックスを履くのはいいのか、危険性はないのか。

飛行機内で履く着圧ソックスのおすすめなども、合わせて紹介していきます。

目次

飛行機で着圧ソックスを履くタイミングはいつ?

飛行機で着圧ソックスを履くのなら、搭乗する寸前に履くのが一番良いタイミングです。

機内に入ってしまえば、何かとバタバタしてゆっくりと着圧ソックスを履く時間がありませんよね?

ですので、タイミングとしては搭乗する直前に着圧ソックスを履くのが一番です。

例えば、機内に入る前の最後のトイレに行くタイミングなど。

個室トイレだと、周りの目を気にせずにゆっくりと履けますよ。

家から履くのは早すぎる!

「家から着圧ソックスを履いたらダメ?」と思うかもしれませんが、タイミングとしては早すぎます。

特に着圧ソックスに慣れていない場合、足に加圧されながら歩くと「キツイ」と感じてしまいます。

飛行機に乗る前から足を疲れさせては意味がありません。

なので、機内に乗りこむ前に履くのが一番のタイミングです。

飛行機に乗る数日前から履こう!

機内で履く着圧ソックスが新品であれば、搭乗の数日前から履いてください。

慣れない着圧ソックスを履くと足に合わない場合もあります。

合わない着圧ソックスを飛行機内で履いていると、足には逆に負担をかけます。

自分の足のサイズに馴染ませておくという意味でも、数日前から着用を始めてくださいね。

また足のむくみを数日前からケアすると、足が良い状態で飛行機に乗れますから、さらに足のむくみ対策になります。

飛行機内で着圧ソックスを履く効果

飛行機で着圧ソックスを履くと、エコノミー症候群の予防防とむくみ対策になります。

そもそも、エコノミークラス症候群とは?

車中で寝泊まりするなど、長時間足を動かさずに同じ姿勢でいると静脈に血の固まり(深部静脈血栓)ができ、この血の固まりの一部が血流にのって肺に流れて、肺の血管を閉塞してしまう(肺塞栓症)ことにより、生命の危険を生じる可能性がある病気です。

引用:厚生労働省「深部静脈血栓症/肺塞栓症(いわゆるエコノミークラス症候群)について

飛行機で足がむくむ3つの原因

気圧の変化や水分不足、長時間座りっぱなしが原因で足がむくみます。

1.気圧の変化

飛行機が離陸して高度が上がるにつれ気圧が変化していきます。

気圧が高くなると血流が悪くなり、普段よりも足がむくみやすくなるんです。

2.水分不足

あなたは飛行機に乗っていると、肌の乾燥や喉の乾きを感じたことがありませんか?

実は、飛行機内は砂漠並みに空気が乾燥しているんです。

そのため、ただ座っているだけでも水分不足になるので血流も悪くなり足もむくみます。

3.座りっぱなし

長時間座りっぱなしで足を動かさないことで血流が悪くなり、ますます足がむくみます。

飛行機だけでなく、夜行バスや新幹線など長時間座りっぱなしの移動でも同じことです。

エコノミー症候群や足のむくみを防ぐための手段の一つとして、着圧ソックスの着用が効果的なんです。

「飛行機で履くと危険」の噂は嘘!

「着圧ソックスを履くと逆に危険!」という噂を聞いたことがあるかもしれません。

ですが、日本旅行医学会ではエコノミー症候群の予防のために着圧ソックスを履くことを推奨しています。

①フライトソックス、②フライトの前後でのアスピリンの服用が、欧米ではスタンダードの予防法として推奨されています。

引用:日本旅行医学会「ロングフライト血栓症を理解するために!

では、なぜ「着圧ソックスは危険」と言われるようになったのでしょうか。

それは、履く着圧ソックスの種類を間違えた人がいたからと考えられます。

最近では、多くの着圧ソックスが市販されていますよね?100円ショップのダイソーでも着圧ソックスが売っています。

なお、ダイソーの着圧ソックスの評判ついては【ダイソーの着圧ソックスの口コミ】を読んでくださいね。

有名なところではメディキュットやスリムウォークから、グラマラスパッツやマジカルスレンダー、ムクミキュア、ギロファなど多くの着圧ソックスがあります。

中には、強力な加圧を売りにしたものまで市販されています。強力な加圧力がある着圧ソックスは飛行機内では向いていません。

強すぎる加圧により血流が悪くなり、場合によっては痛みや痺れの症状がでます。

履く着圧ソックスを間違えた人が「飛行機で履くのは危険」と思ったのでしょう。でも、安心してくださいね。

ちゃんと着圧ソックスを選んで履くと、足のむくみやエコノミー症候群を防げます。

飛行機で履く着圧ソックスの選び方

飛行機で履く着圧ソックスを選ぶときは、加圧力が弱いものを選びましょう。

「キツイ方が効果がある!」と思っているのなら、それは間違いです。

強すぎる加圧は、むくみ対策とは逆効果になり血行不良や痛みなどをを引き起こしてしまいます。

着圧ソックスのサイズは、正しく選ぶようにしてください。

飛行機内で履く着圧ソックスは加圧力が弱い「夜用」がおすすめです。

寝るときでも最適な加圧力で設計されていますから、飛行機内で履いても苦しさを感じず長時間履いていられます。

また、着圧ソックスの長さにも注意して選んでくださいね。

着圧ソックスには、足先からウエストまであるタイツタイプやソックスタイプなど長さの種類もたくさんあります。

ウエストまであるタイプだと、お腹が締め付けれるため長時間座りっぱなしだと苦しくなります。

飛行機内では、太ももまでのレギンスタイプか、ふくらはぎまでのソックスタイプがピッタリです。

着圧ソックスおすすめ3選!

着圧ソックスは、多くの会社から市販されていますので、どれを選んだらいいのかわかりにくいですよね?

そこで飛行機内に履くピッタリな着圧ソックスを3つ紹介します。

ドクターショール フライトソックス

飛行機内で履くこと専用に開発された着圧ソックスです。

男女兼用で、ふくはぎまでのソックスタイプなので手軽に履けます。

寝ながらメディキュット

寝るとき専用に設計された太ももまでのレギンスタイプです。

ふとももまでのロングタイプですから、足全体をケアしてくれます。

スリムウォーク 美脚&かかとケア ショートタイプ

寝るとき専用に設計された太ももまでのレギンスタイプです。

ふとももまでのロングタイプですから、足全体をケアしてくれます。

注意点。着圧ソックスを履くだけじゃダメ

着圧ソックスを履いただけで、完璧にエコノミー症候群や足のむくみ対策ができるわけではありません。

運動をしよう

着圧ソックスを履くだけでなく、運動もこまめに行いましょう。

運動と言っても、飛行機内でもできる簡単なもので大丈夫です。

例えば、かかとの上げ下ろし運動です。

動画で運動方法を確認してくださいね。

かかとの上げ下ろし運動を、1時間に20~30回行うようにしてください。

かかとの上げ下ろし程度の運動なら、エコノミー席でも簡単にできます。

また、意識的にトイレに立つ、飛行機の通路を歩くのも、エコノミー症候群や足のむくみ予防になります。

水分補給を忘れずに

トイレに行くのが面倒だからといって、水分を控えてはいけません。

「水を飲むと余計に足がむくみそう。」と思っていませんか?

足のむくみの原因は水分不足もありますから、水分補給することでむくみ予防になります。

水分を控えると、余計に足がむくんでしまうので注意してくださいね。

服装にも気をつけて

着圧ソックスを履いていても、足に負担をかける服装をしてはいけません。

スキニーなど締め付けの強い服装は控えてくださいね。

飛行機内では、伸縮性のあるスウェットパンツやワンピースなどゆったりした服装だとリラックスして過ごせます。

足とウエストに締め付けが少ない服装であれば、ユニクロで買えるような安価な服装でOKです。

また、機内では靴を脱いで過ごすと足のむくみを防げます。

使い捨てのスリッパを持ち込んで、飛行機内で履くだけで足への負担も少なくなりますよ。

長時間の飛行機での移動時には、着圧ソックスを履いて足のむくみ対策を行ってくださいね。

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